チャペル結婚式の流れ
挙式には様々なスタイルがありますが、若い世代を中心に人気を集めているのがチャペル結婚式です。
チャペル結婚式は教会式とも呼ばれ、日本では約6割のカップルが教会式を選んでいます。
挙式の所要時間は20分から30分ほどで、挙式前は控室で最後の身支度をします。
式の流れはシンプルで最初に新郎が入場し、祭壇の前で父親や親族と入場する新婦を待ちます。
新婦が入場したら、全員が起立して讃美歌を歌います。
讃美歌を歌い終わったら、牧師が聖書の中にある結婚の教えを朗読します。
牧師の問いかけに対して新郎と新婦が答え、結婚の誓約で指輪の交換を行います。
新郎と新婦は、相手の薬指に用意していた指輪をはめます。
指輪の交換が終わったら新郎と新婦が手を重ね、その上に牧師が手を置いて祈ります。
新郎と新婦、牧師が結婚証明書にサインしたら牧師が結婚の成立をゲスト全員に報告します。
新郎と新婦は腕を組み、ゲストの祝福を受けながら式場を去ります。
挙式後はライスシャワーやフラワーシャワーなどの演出で、新しい門出を祝います。
チャペルでの結婚式で流すことに最適な曲について
チャペルでの挙式を考えている方にとって、挙式の際に流すBGMに悩まれる方も少なくありません。結婚式場によっては、予め入場BGMを用意している場合もありますが、一方で生演奏にしてもらったり、さまざまなBGMから選択できる場合もあります。
まずは結婚式場に確認してみることが重要です。チャペル挙式の場合は、厳かな雰囲気の中でとり行われるため、その雰囲気にあったクラシック音楽を選択することが無難でしょう。もっともお勧めなのはパッヘルベルのカノンという曲で誰もが一度は聴いたことがあるはずです。
このBGMは演奏する楽器により雰囲気が大きく異なり、教会のパイプオルガンやバイオリニストによるバイオリン演奏の場合には、非常に厳かな雰囲気を醸し出すことができます。そのほかによく使用されるのが、You raise me upです。2002年リリースの曲で新しく、歌詞の内容が聖書に基づくことからよく利用されています。You raise me upは日本語で君は励ましてくれるという意味であり、これからの二人のスタートにぴったりでしょう。